vol.230 集合点のお話
シャギーさんからのお便り
・集合点の移動と二元性を離脱する話しは全然違う次元の話し
おはようございます。今日は8月11日。お盆ですね。10日からお盆に入ってるから大体ですね。
シャギーさんのお便り来てます。
『目風様、古川会長、スタッフの皆様
この酷暑の中、毎日の回答心より感謝しております。』
ほんとに暑いですね。暑いというより蒸し暑いですね。
『目風様の回答で、集合点には浅い集合点と深い集合点が有ると言う事でした。』
浅い集合点と深い集合点じゃなくて、横移動の集合点と縦移動の集合点っていう話でしたね。
『大変興味をそそられました。
浅い集合点(表面的)二元性の中で、何処に注視し何を行うか?正否、勝ち負け、進歩後退、新旧等、二元性の範疇にある。そんな感じでしょうか? 』
違いますね。
深い、要するに縦の移動でも二元性は二元性です。どこまでいっても二元性ですね。集合点の移動って言ってる限りは 。
(※どこまでいっても集合点の移動は二元性の範疇)
『深い集合点 自己(エゴ)に気づき、何処までエゴを俯瞰して遠くから見る事が出来るか、または、いかにエゴから離れることが出来るか?
その上で守護の神霊の思いに気づき守護の神霊と共に在る。上位の存在が共に居て下さると気づき、感謝を持ってその思いを行って行く。そんな感じでしょうか?』
これも違いますね。
あの、確かに宇宙全史はドン・ファンの話とかニサルガの話とか五井先生の話を一緒くたにして喋ってますけども、全然違いますから。
本当は全然違うことないんだけども、宇宙全史を本当に理解してたら全然違うことないんですよ。だけども、理解してないと全然違うんだよ。難しい。だから理解しないまま一緒くたにしてしまうとこういうお話になっちゃう。
集合点の移動と二元性を離脱するとかしないとかいう話とはもう全然違う次元の話です。
で、集合点の移動。縦の移動ですね、深い移動と守護の神霊の話とまた全然これ違う話。
そこんとこは、うーん、難しいよね。違うとしか今言えないね。説明は散々してきたんだけど、おそらく理解されてないと思います。
『現象界では、自分に関わる全ての対象を俯瞰して見ながら、全て自分の事と理解したり、
非常に小さな虫の気持ちになったり、側に在る草木に感謝をし、共に在る存在だと解り。巨大な惑星地球の気持ちを思い共に在る事を感謝し、我が事の様に思いを馳せる。
身近では、私の肉体を構成する全ての細胞に感謝し、共に在る事を喜ぶ。そんなことではないかと思うのですが。』
これはこれでいいんですよ。
スーザンさんじゃない、シャギーさんですね。シャギーさんがそういうふうに思ったりするのは全然構わないし、これ自体、今おっしゃってること自体はその通りです。
でもそれとドン・ファンの教えっていうのは全然別個だし、ましてやニサルガの二元性離脱、実存の話とは全く関係ないです。
かと言って、このシャギーさんのおっしゃってることがなんか全然間違ってるとかじゃなくて、それはこれで全然正しいし、そこを極めて頂きたいと思います。ただ宇宙全史を理解しないと、そのニサルガとかドン・ファンとか五井先生。これ皆さん、これ共通してある共通項があるんですよ。
そこを理解してないと多分統一して理解できないと思う。だから皆さんが混乱してるのは多分その辺だと思いますね。
『そして、出来る限りエゴから遠ざかり、俯瞰して心底、対象物の気持ちに成り、その対象に入り込むというか、対象と一体になる。それが正しいとすれば、やはりエゴは邪魔になるのかもしれません。更にどんどん深くなっていくのでしょうか?』
対象と一体になる。うん、確かにそれはあるね。対象と一体になる。そういうメソッドはドン・ファンも持ってるんだけど。
これは別にいいですね。
『もしかして、ドンファンが完全に別の物に変身している記述は、精神だけで無く、肉体、細胞一つのレベルで集合点(移動)現れなのではないかと感じています。』
ちょっと文章がよくわかんないんですけども、ドン・ファンが例えばカラスになった時は、あの人はカラスになってます。
『余談ですが、御祭舟の外伝、非常に面白いです。囚人達は、現在の国を自分が治めていると思っている政治家や、自分は何でも出来る思っている愚かな人間に見え、看守は、フリーメイソンの様な陰糸達、囚人の中でどうにか導こうとするラーラ族のドンファン。
次回の転回が非常に楽しみです。』
ラーラ族のドン・ファン、なんだっけ、シンラでしたっけ。あれは全然、その囚人の中でどうにか導こうなんてこれっぽっちも思ってませんので、その辺は誤解のないように。
まだ続きますけども、次回にいきましょう。